久しぶりに横浜へ行ってきました。中華街での食事も魅力ですが横浜独特のお店をのぞくのが何よりの楽しみです。
こんどは、たまたま道を間違えたおかげでひょっこり中華料理の食器専門店を見つけました。
中に入るとどれもこれも実に美しい極彩色の食器ばかり。極彩といっても決して毒々しくなくて愛らしいはなやかさを持つ器の数々に目をうばわれてしまいました。
ほしいな、買っていこうかなと思いましたが、中華料理用の食器はわが家にもあるし、もっともこんな豪華版ではないけど、そんなにあっても置き場所に困るので買うのはやめました。
それに思ったほど高い値段ではなかったにせよ、セットで買うとなるとやはりかなりの金額になります。
とまあそんなわけで一枚のお皿も買わずに帰ってきたのですがやっぱり少しぐらいは買ってくればよかったと今、後悔しているところ。ほんとにきれいな色なんですよ。日本のしっぽうに少し似た感じもします。
ここでふっと思い出したことがある。香港へ行った時のあちらでの食器。
香港で何度も食事をしたはずなのにまったく食器の印象がないのです。器の上にのって出てきたことだけはたしかです。
でも何ひとつ頭に残っていないということはそれほど印象的な食器を見かけなかったということでしょう。私は器類が好きですからたいていは気をつけてみていますがまったく記憶にないのです。
横浜で見かけた中華食器は輸入品でしたからあちらではああいった美しい食器を使うこともあるのでしょう。なのにどうして記憶として残っていないのかとても不思議です。それとも食べることばっかり専念していたのかなあ。
さて横浜での次なる楽しみは中華料理の材料店。面白いものがありますヨォ。ゆりの花の干したのなんてあるのですから、水でもどしてからいためて食べるのですって。
どんな味がするんでしょうね。料理の道を歩む者としてほんとは試食のひとつもしないといけないのですが色といい形といいそうたいして食欲をそそらなかったので買わなかったけれどこれまた今頃になって買ってくればよかったーと思っている次第。
そこで今回は平々凡々に椎茸を山程買ってきました。ほんとは花椎茸といってかさが厚くて白っぽく、花のようながらのある一番上等のしいたけがほしかったのですがすごーく高い。
で、その次の次くらいの値段のを買ってきました(まだまだ下があるんですぞ)。
撮影:添田明也 スタイリング:チームKATSUYO
撮影:添田明也 スタイリング:チームKATSUYO
ところがひと袋の大きさがすごく大きい。両手でかかえられるほどのたくさんの椎茸。もう少し小さい袋入りをほしかったのにどこのお店でも山ほどのしいたけをぎゅうぎゅうづめにした大きい袋入りばかりでした。
ラッシュ時の電車で苦労して持ち帰ってきましたがあまりのかさばりようにかなり大変でした。こんなに大変な思いをするのならいっそのこと例の花椎茸のほうにやっぱりするんだったとまたもや後悔したものです。
それにふつうのお店で買うより少し安く買ったという気持ちと、いくら使ってもまだまだありそうな量につい気が大きくなって人を見れば椎茸をあげたくなり、これではなんにもなりません。
どうも今回の横浜での買物は後悔すること多けれど、家宝にしようかと冗談でいうほど気に入ったものも実は買ってきたのです。ただしこれにも大失敗談があるのは残念ですけど…。
次回にくわしくお話しますね。
小林カツ代
「お料理ショート・ショート」
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酢豚
中華の人気メニュー。これはマスターしておきたい。
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