いきなり団子
熊本県の郷土料理に、すこしエッセンスを加えました。庶民のおやつです。肩ひじ張らずに楽しんで作ってくださいね。
【包だんご生地】
水:150cc
好みで柑橘の皮:適量
※1カップ = 200ml
米の1カップ = 1合(180ml)
※大さじ1 = 15ml 小さじ1 = 5ml
※カロリー= 1人当たり
1. ボウルに白玉粉と砂糖を入れ、分量の水を一気に加えて、ゴムベラで混ぜる。
2. 10分くらいほったらかす。
3. (1)をゴムベラで混ぜ、滑らかになったら、ここに小麦粉を加えて、全体を混ぜる。
ほぼ、生地がまとまったら、手で滑らかになるまで混ぜる。
4. 生地が固すぎるようなら、手のひらを濡らして、全体を混ぜる。その程度の水加減の微調整で、加えるようにする。
5. ボウルに入れ、ぬれ布巾をかけて30分くらい生地を寝かせる。
6. さつま芋は皮ごと1.5cm厚さの輪切りにして、海水位の塩水に10分前後さらす。
7. さらしか布巾を水で濡らして、ギュッと絞って広げ、さつま芋をそこに並べて、余分な水けをおさえます。
さつま芋の上にあんこを適量のせていきます。
8. 柑橘の皮をほんのひとひら、あんこの上にのせます。
柑橘の皮はもちろんなくてもいい。
9. (3)の生地をとうもろこし位の太さの棒状にして、10等分に切る。
10. 生地を丸めて、丸く平らに広げる。
11. あんこの上にかぶせて包み込む。
12. 側面の生地を、底側に伸ばすようにして、全体を包んで、形を整える。
13. さらしに包んだまま、蒸気のたった蒸し器で20〜25分、中火で蒸す。
14. さらしの布巾ごと、ひっぱりだす。水でぬらしたトングか、箸でとりだす。
15. 熱々もおいしいけれど、冷めかげんもあんこが味わいぶかい。
♪さつま芋の直径は4cm位の太さのものが作りやすい。
♪柑橘の皮は、冬なら柚子、春ならデコポンや、オレンジ、八朔など、その時々で、あんこに忍ばせます。もちろん、なくてもいいのですが、実によくあいます。
♪紫芋なら、白あんで作ると、色のコントラストが美しいです。
♪熊本県の郷土料理に、すこしエッセンスを加えました。庶民のおやつです。肩ひじ張らずに楽しんで作ってくださいね。