とりと小松菜の治部煮
口あたりなめらかな鶏肉と青菜がよく合う。
※1カップ = 200ml
米の1カップ = 1合(180ml)
※大さじ1 = 15ml 小さじ1 = 5ml
※カロリー= 1人当たり
1. 小松菜はよく洗って、3〜4cm長さに切る。
2. 鶏肉は小さめの一口大に切り、小麦粉をしっかりまぶす。
3. 鍋に煮汁の材料を入れて中火にかけ、フツフツしてきたら、鶏肉を1つずつギュッとにぎりながら入れていく。
4. 鶏肉に火が通ったら鶏肉を鍋の端によせ、小松菜を軸、葉の順に加え、フタをして3分ほど煮る。
5. 器に品良く盛り付け、煮汁をかけて、おろし生姜を添える。
★鶏肉を煮汁に入れる時、ギュッとにぎって粉を落ちつかせてから入れていくと、煮汁もにごらず味もよい。
♪石川県・金沢市の郷土料理です。煮汁がフツフツと煮立ったところに肉を入れて「じぶじぶ」と煮ます。肉に小麦粉をまぶし粉を落ち着かせながら鍋に入れるのがポイントです。
♪“治部煮”これは“じぶに”と読みます。濃い目のだしつゆに、小麦粉をまぶした鶏肉や鴨肉と季節の野菜を煮る料理で、金沢では治部煮(じぶに)専用の塗りの椀に盛り付けるほどポピュラーなものでです。
♪小麦粉をまぶした肉を、煮るので煮汁全体にもとろみがつきます。小麦粉でなくて、蕎麦粉をまぶすこともあるようです。
♪じぶ煮という、名前の由来には、人の名前だったり、煮ているときに、ジブジブと音がするからなど・・・いくつかの説があるようですが、ほんとのことは、不明です。