シュークリーム
洋風
60分
189Kcal
これが出来ればお菓子名人。
【シュー生地】
水:カップ1
※1カップ = 200ml
米の1カップ = 1合(180ml)
※大さじ1 = 15ml 小さじ1 = 5ml
※カロリー= 1人当たり
1. 小麦粉とコーンスターチ、砂糖を鍋に入れてよく混ぜ、そこに、牛乳を少しずつ加えて泡立て器で手早く溶き混ぜる。
きれいに混ざったら弱めの中火にかけ、木じゃくしで練りながら火を通す。フツフツと煮立ってきたら火を止める。
2. @の約1/3量を、卵黄をほぐしたボウルに入れて木じゃくしでよく混ぜ、それをまた鍋に戻してさらに弱火で煮て火を通す。
フツフツしてきたら火を止め、バニラエッセンスを少々加える。
3. 使い込んだ天板ならそのまま、まだ新しいものは、サラダ油を薄くひいてからティッシュペーパーで軽くふく。
オーブンを200度に熱する。
4. 薄力粉と強力粉を合わせてふるっておく。
5. 水とバター、塩を鍋に入れて中火にかけ、バターが溶けて水が沸騰したところで、合わせた小麦粉を一度に加える。木じゃくしで手早く練り、小麦粉がきれいに混ざったらすぐ火を止める。
6. 火から鍋をはずして1分ほどおいて粗熱をとる。そこに卵を1個ずつポトンポトンと落としていき、超大急ぎで、木じゃくしで力強く練り混ぜる。はじめはとても混ぜにくいが、徐々にやりやすくなる。
4個目の卵は容器に割りほぐし、大さじ1くらいずつ加えていきながら、たねの固さを調整する。
7. 木じゃくしを持ち上げて、たねがトロットロッと“いやいや落ちてくる”状態がベスト。
8. たねは、まだ温かいうちに、スプーン2本を使って、天板にこんもりのせていく。量は大さじ1くらいが目安。たねの間隔を適当にとりながら、ソフトクリームのように軽くひねってのせると、焼き上がりが美しい。
もっときれいに仕上げたかったら、絞り出し袋を使ってもいいが、その場合はたねが冷めないうちに手早くやること。
9. 200度のオーブンで20分くらい焼く。
焼けたら天板ごと外に出して2〜3分放置し、粗熱がとれたところで、天板をゆすってみる。
シューが動いたら大成功。とれないときは、底にスパテラを入れて静かにはがす。
10. シュー生地はすっかり冷めてから、真ん中より少し上のところを、キッチンばさみでちょきちょき切っていく。
冷めたカスタードクリームを、スプーンで入れてでき上がり。
シュー生地作りの最初、バターが溶けるのと水が沸騰するのが“ほぼ同時”が理想です。バターがかたい時は、水がぬるくなったところで手を入れ、バターをつぶすとちょうどよく沸騰します。
シュー生地の固さを調整する4個目の卵として、うずらの卵を用意するととても便利。これだと、卵が残ってしまう心配もありません。
シューだねは、まだ温かいうちにオーブンに入れるのがコツ。仕上げは手早くしましょう。
また、使い込んでいない天板にひく油は、ごく薄くぬることも大切です。
シュークリームについては、言いたいことがたくさんあるんです。少し長くなるけど、がまんしてくださいね。
まずはシュー生地。よく、小麦粉を入れたらていねいに練って、なんていわれてるけど、小麦粉がきれいに混ざる程度で充分。むしろ、あまり練りすぎないほうがふくらむことを発見しました。
天板だってそうです。よく使いこんだものなら、シューがはがれやしいのです。シューがせっかくふくらんだのに、はがす段階で底に穴をあける、なんてことはいやですものね。
天板に生地をのせるときも、絞り出し袋は必要なし。スプーンで、天板に直接、ポトンポトンと落としていくだけでいいのです。
ふくらまない、かちこちのシュークリームとは今日でさようなら。この方法には、コツ中のコツが集まっているんです。だから、必ず焼いてみてくださいね。
シュークリーム作りは、カスタードクリームを先に作って冷ましておくのが、時間を短縮する秘訣になります。
※カロリーは全体を12等分した場合