かぶと鶏の治部煮
金沢独特の調理法です。すこし寒いなと感じられる日に・・・召し上がれ
※1カップ = 200ml
米の1カップ = 1合(180ml)
※大さじ1 = 15ml 小さじ1 = 5ml
※カロリー= 1人当たり
1. かぶの葉は熱湯に塩を入れて、ほどよい固さに茹で、粗熱が取れたら、3〜4cmの長さに切り、器に盛り付けておく。
かぶは皮をむいてタテ4等分にする。
2. 鶏肉は一口大のそぎ切りにして小麦粉をまんべんなくまぶす。
3. 鍋に煮汁の材料とかぶを入れて中火にかける。フツフツしてきたら弱火で3分煮る。
4. 鶏肉をギュッと握り、粉を落ち着かせながら次々入れる。弱めの中火で8〜10分くらい煮る。
5. かぶに竹串がスーッと通るようになったら、汁ごと器に盛りつける。
♪鶏肉を入れ始めたらあまりいじらずにそっと火を入れていきます。
♪鶏肉はもも肉でも、胸肉でも美味しくできます。カロリーはもも肉の方が高めです。胸肉は口当たりがいいように薄いそぎ切りにします。
♪石川県・金沢市の郷土料理です。煮汁がフツフツと煮立ったところに肉を入れて「じぶじぶ」と煮ます。肉に小麦粉をまぶし、粉を落ち着かせながら鍋に入れるのがポイントです。
♪“治部煮”これは“じぶに”と読みます。濃い目の出しつゆに、小麦粉をまぶした鶏肉や鴨肉と季節の野菜を煮る料理で、金沢では治部煮(じぶに)専用の塗りの椀に盛り付けるほどポピュラーなものです。
♪小麦粉をまぶした肉を、煮るので煮汁全体にもとろみがつきます。小麦粉でなくて、蕎麦粉をまぶすこともあるようです。
♪じぶ煮という、名前の由来には、人の名前だったり、煮ているときに、ジブジブと音がするからなど・・・いくつかの説があるようですが、ほんとのことは、不明です。