土佐雑煮
2018/2/18(日)
先日幻の野菜といわれていた潮江菜はいま、着々と幻の伝統野菜から現実の野菜へとチームが土佐で組まれておりますが、まだまだ高嶺の花。伊勢丹百貨店で700〜800円で販売されているそうです。
私も大奮発して、直接土佐伝統野菜チームから分けていただきました。土佐出身の作家、宮尾登美子さんの『つむぎの糸』というエッセイに出てくる土佐雑煮。原作になるべく忠実に作ってみました。
ひとつ残念なのは本にも書いてありましたが、出汁がハゼの蒸し焼きしたものが手に入らないこと。あごが近いのかなあと、思いつつそこだけ、いつもの鰹と昆布で出汁をとり、後はエッセイ通り。
宮尾先生は潮江菜(うしおえな)のことを、潮江蕪(うしおえかぶ)と書いてありましたが、当時土佐の方々はこう呼んでいたそうです。
この葉っぱ、ほんとうに美味しい葉物で何度食べても感心します。是非食べてほしい葉なので、早く全国的に広がるといいなと思うのです。
前にも書きましたが、潮江菜は水菜の原形といわれている葉っぱ。日本生まれの在来種です。今年の年末のお正月のお雑煮として、登場する予定です。潮江菜のかわりに水菜でも作ることが出来ます。
KSホンダ
●はなの母ちゃん
潮江菜、是非とも食べてみたいけれど、なかなか手に入れるのは難しいようですね。
ところで土佐雑煮のお出汁の蒸し焼きハゼですが、宮城県でもお雑煮の出汁は焼きハゼでつくるので、年末にはスーパーにたくさん売られています。私は宮城出身ではないので食べたことないのですが、一度チャレンジしてみようかと思います。
投稿日:02月18日