味噌汁セット
2019/4/7(日)
日めくりカレンダーが好きで、仕事場に自分の机と客間にそれぞれ置いている。
少し前のカレンダーに、こんな記事が書いてあった。江戸時代は朝にご飯を炊くの普通なのだけれど、路地を納豆売り、漬物売り、魚屋さん、昼頃になると豆腐屋さん、かば焼きやさん、甘酒屋さん、夜にかけては、大福屋さん、茹でたまごやさん、おでん屋さんなどが出たという。
そういえば亡くなった義母が、下町の人でその風習が少し残っていたのだろう。このへん(練馬)の店では、いちいち魚を焼かなきゃならない。田舎だね。なんて、よくつぶやいていた。
江戸東京というものは、今の東京とスタンスはそれほど変わらないのかもしれない。豆腐百珍なる有名な本も江戸生まれである。料理をしない人たちを嘆くことはお門違いなのだろう。
嘆くことより、こんなに美味しい、楽しいよ!と拡散して、茶請けとしてふるまうのが、料理好きの人の役割なのかなとおもう。
驚いたことに、当時、鍋に放り込むだけの味噌汁セットも売られていたそうだ。そんなことも書いてある。(笑)江戸時代あっぱれ!!
(撮影:添田明也)
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