「雨水」
2020/2/19(水)
「立春」を過ぎ、数えて15日目頃、今年は2月19日が「雨水」(うすい)です。冷たい雪があたたかい春の雨に代わり、大地に潤いをあたえます。やわらかい春の日差しの中に草木が芽吹き、昔から農耕の準備を始める目安とされてきました。
ただ、本格的な春の訪れにはまだ遠く、時には大雪が降ることも。寒い日が三日ほど続くと、その後四日間ぐらいは暖かい、つまり「三寒四温」を繰り返しながら、いよいよ春に向かっていきます。この日に雛人形の飾り付けをすると良縁に恵まれるともいわれています。
春一番が吹くのもこの頃。ちょっと目まぐるしい時期ですが、独特の甘みの春キャベツも美味しい季節です。葉が柔らかく、甘みがあり、昔から胃腸の調子を整える野菜としても食べられてきました。まさに旬の味です。春キャベツを大いに食べて元気に過ごしてください。
KSこいち