日本の卵おかずの代表選手、玉子焼き。
作り手によっても、同じ人が作っても、作るたびに味が微妙に変わる。だから飽きずに美味しいともいえますが、守ってほしいいくつかのコツがあります。
まず、「卵をよく溶きまぜる。しかし、けっして泡立ててはいけません。」
これをすると、気泡が入り、卵本来の持つ力で膨らむ美味しさが損なわれるから。
「玉子焼きは、火加減も重要。」
まずは、卵焼き器を十分温め、油をなじませます。
卵液を何度も繰り返しまきこんでいくのだが、焦げるのをこわがって 弱火でのんびり焼くと卵のくさみが残ってしまいます。
どちらかというと強めの火で焼いていくと、卵にも早く火が通り、ふんわり仕上がります。
しかし、加減を見ながら焼くのが大切。焦げてるのに、強火のままではだめ。
よって、自分の目の前に置かれてる状況で鍋を火から遠ざけたり、近づけたりする技も、自然に身についていきます。
最初下手でも、回数を重ねることが、一番のポイントかも。
玉子焼きにチャレンジする人は、失敗を恐れず、毎日しつこく、1週間、いや、3日間続けて焼いてほしい。必ず何かつかめます。
玉子焼きのきれいな四角イメージがあるだろうけど、最初は忘れて。
とにかく、作り方どおりに卵を流しちゃ、まとめるようにして巻き込む。
最初はおそらく、不安がつのる形状に違いないでしょう。
でも、焦らないで!だんだん、棒状のかたまりになってきたらしめたもの。
あとは、最後のひと巻きを丁寧に仕上げ、出来立てをペーパータオルに包みます。
温かいうちなら、上から手でそっと、多少の形の修正ができますよ。
■作ってみよう
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卵料理36特集
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