どういうわけか、皮むき器(=ピーラー)などのような欧米では当たり前のような小道具を置かない決心をしている厳しい家庭があるんです。
日本人たるもの包丁をば・・・でもね、じゃが芋の国ともいえるドイツが発祥ともいえる皮むき器は、ボコボコしているお芋さんを、包丁でむくより、ずっとずっと早いです。
心意気は立派ですが、、職人さんになるなら、まだしも毎日毎日、急いでご飯を作る人には、手早く、楽に、下ごしらえができたら、いいです。
でも、あくまでも単純な小道具であって、付け合わせのアスパラはイタリア製の専用のピーラーに、じゃが芋はドイツ製の皮むき、ハンバーグに使う玉葱は、電動みじん切りカッターなんて使い方は、これは違います。
だって、いったい洗い物はどうするの?あくまでも最初から、最後まで単純であることが、基本です。
道具が過剰になるもの問題ですが、それを使うことによって、下ごしらえも、後始末も簡単かつ簡素か・・・つまりそういうことなんです。