ポット弁当(スープジャー)とは真空断熱保温機能に優れている保温容器のこと。
チームカツ代では、ポット弁当と名前を付けてますが、世は“スープジャー”とも呼ぶそうです。メーカーさんの箱には、“フードコンテナ”とも書いてあり、これまた”ごっつい”名前がついています。
そのポット弁当の特徴を生かし、火を通さずに調理も一緒におこなうのがポット弁当(スープジャー)レシピです。さっと下ごしらえをして、朝材料を入れておけば、お昼にはちょうどいい食べごろになってます。
豚汁やシチューなどに、おむすびや好きなパンを持参。
いつもの、かっちりしたお弁当箱のランチもいいけれど、週一回くらいこれに温かなものをもっていくのも、いいものです。
きょうのお昼は温かなものが待っているかと思うと、仕事や勉強が楽しくなります。
何かと忙しい朝、時短にもなる新しいスタイル、生活提案のお弁当箱と言えましょう。
昔、大工さんたちが、この数倍あるようなジャーのお弁当箱にご飯やみそ汁、そしておかずまで入るのものがありました。寒い外で働く人のために考えられたものです。
さすがにそれは、かなり重いのですが、あれよりはうんと小さくて、軽くなりました。そして、お姿もピンクや黄色、パステルカラーとさまざまなスタイルがあります。
スープジャーの特徴は保温性にすぐれているので、必ずフツフツしたスープやシチューを熱々(100度)のまますぐにポットに詰め、すぐに蓋をしましょう。
そうして、移動やお仕事、勉強をしている間に素材が柔らかく煮込まれ、じんわりと味がしみ込んでいくのです。
さらに保温性を高めるためには、ポットに詰めた後、生地の厚めの袋に包んだり、これ専用の巾着など作ったり見つけるといいでしょう。保温をキープするこれ専用のチャック式の入れ物もあるようです。
秋ならそれほど気にしなくてもいいですが、真冬など気温も15度をきってくると、徐々に保温性が弱くなってきますので(数時間後には70〜80度に落ちてきます)、詰めて3時間くらいを目安にするといいでしょう。
また、スープジャーを使ったレシピは、市販のスープや乾物などを上手に利用すれば、どんどん広がります。
ことに一人暮らしや二人暮らしの家庭には、弁当の他に新しい調理道具として使うのに便利。
たとえば豆料理。しっかり煮含めたい豆など、ずっとコンロの前についている必要はなく、ある程度煮た豆などをここに移して、会社にGO。夜帰宅して、鍋にうつして温めれば煮豆ができていたりします。
美味しい上に、かなりの省エネ。また、煮る前の豆をもどしたり、これからの季節、麹を使った手作り甘酒も可能です。料理のお手伝いの道具として、しまい込まずにジャンジャン使ってみてください。煮物もじんわり味がしみ込んでるはずです。
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