パンケーキを美味しく焼くコツ

そもそも、パンケーキはフライパンで焼くケーキの総称。だからホットケーキやクレープはパンケーキの仲間であり、一族でもある事になります。

　日本では、焼き立ての熱々を食べるお菓子。という事で、昭和のはじめにホットケーキと呼ばれる様になり、それが定着していますが、海外でそれが通じるかどうかは英語圏では主にパンケーキと呼ばれている様です。

パンケーキ（ホットケーキ）はフライパンで焼くケーキというだけに、焼き方にいくつかコツがあります

【コツ】　
◎熱のまわりが良い厚手のフライパンを十分予熱します。

◎十分に温まったら、油を薄くぬります。

★十分に温めるということは、強火にかけるということではありません。鍋の中心部まで、同じ温度にじっくり温めると、生地を落としてもすぐに温度が下がることがなく、生地のふくらみを安定させます。

★焼き始めにフライパンがしっかり温められていると、生地がググッと持ち上がって、ふっくら焼き上がります。十分温まれば、あとは、比較的弱めの火で、蓋をして焼くのです。

※樹脂加工のフライパンは予熱し過ぎると加工が剥がれやすくなるので、ほどほどに。

【調理道具のこと】
　パンケーキの大きさや形は全くもって好みですが、同じ火加減で何枚も焼くうちに、フライパンが熱くなり過ぎていることがあります。

　そこに生地を流すと、表面は黒っぽく中は生焼けなんて事に！
火加減で調節するか、途中で一度、濡れ布巾にジュッとのせて、またコンロに戻すといったちょっとしたことで、温度を安定させます。

【いつ裏返すの？】　
　生地を裏返すタイミングは、広げた生地の大きさや配合、微妙な火加減によって変わってきます。

　だいたい２分前後で反応すればいいのですが、生地表面の様子をみるのが一番。生地の周囲が乾いた感じになり、ポツポツと穴が開いてきたら返し時。気負わずフライ返しをスッと入れ、ヒョイッと裏返します。

　生地作りは簡単何回も焼いてコツをつかめば、どんどん美味しく焼ける様になるので、レッツトライ　