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さつま芋の種類と栄養価


さつま芋の旬は秋です。

8月の中旬位から、小さく細いかわいらしいさつま芋が出てきます。そして、9〜11月までが最もおいしい時期です。

繊維もそれなりの水分もあり、なにを作っても美味しいです。

秋も深まってくると、茨城の農家では干し芋作りも盛んになり、干す事で栄養価が高まり、さっとあぶると甘みが一段と増します。秋から冬の、実に自然な日本の誇れるおやつなんです。

さつま芋の栄養素は、繊維が豊富ということも優れていますが、ビタミンC、E、カリウム、カルシウムなども含まれ、野菜としても優秀。

この時期の新芋は、皮も綺麗な紫色でうすく、アクもそれほどでもありません。皮をゴシゴシ洗って、そのまま使いましょう。

昔は、甘みのない、いわゆる無骨なサツマイモも多かったのですが、最近は美人なさつま芋が多く、味も改良されているのか、砂糖のように甘く繊維が繊細になっていて、口当たりもなかなか良くなっています。

市場をにぎわすのが紅あずまや鳴門金時といったブランド。

中でも、和菓子やケーキ屋さんで、裏ごしの手間がいらないキメのこまかく、ナルキンこと鳴門金時は、値段も高めですが味も甘みが強く、手間がいらないせいか人気抜群です。

また皮だけでなく、中身も紫の「紫芋」はポリフェノールいっぱいで、ここ近年、人気の芋の一種。

ソフトクリームや、チップ、ケーキなどにもよく使われてますが、芋そのものは、それほど甘みは強くありません。

そして、薄い茶紫色の「安納芋」も人気が高いですね。

中身はオレンジがかり、ねっとりした食感が独特で、焼き芋にも抜群の美味しさを発揮します。

「白いさつま芋」も九州地方では作られ、良く食べられています。ことに、”芋葉”をつかったお茶も地域によっては、よく飲まれ、健康にいいそうです。

そうはいっても、無名のさつま芋とて、美味しいのがこの時期賑わす新さつま芋。皮ごと蒸すだけでも美味しいです。

一日1回は芋を食べる習慣を、栄養的には習慣づけたいもの。甘いお芋はおかずにはなりにくいものですが、献立にうまく取り入れるとバランスのいいおかずになりますよ。


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