夏といえば枝豆。もう、旬じゃない?!いえいえ、枝豆の中でも、もっとも美味しいと言われる、”だだ茶豆・茶豆”は、九月一杯は美味しいのです。
だだ茶豆や茶豆は、山形県や新潟が主な産地で、豆も夏のと違い、まるっと肥り、甘みといい、味わいもずっしりしたたんぱく質らしい重量感のある味わいです。
また、やがては黒豆になる黒豆の未熟果である枝豆も味わい深い。
もともと枝豆は、やがては大豆、青大豆、黒豆になっていく段階の未熟果を食べる野菜ですが、大豆よりも栄養価が高いのは、タンパク質の他に、糖質、脂質、ビタミン類、カルシウムなども多く、夏の疲れが回復してないという人にも、いい食材。
ただし小さい幼児や、消化能力の落ちた高齢者には、茹でて豆を出した後、”薄皮”をツルンと剥いてあげるといいと思います。
七月八月の枝豆より、ふくよかですので、ゆで時間を少しだけ長めにしてあげて下さい。
また美味しく食べるのに、茹でた後、水に取らないこと、茹でる湯は少なめにすること。
買い物は、出来たら枝つきの方が美味しいのですが、最近は枝から外したものの方が多く売られていますが、もし、枝つきがあれば、そちらを購入してみてください。
又、枝豆はどの枝豆でも、買ったその日にゆでるのが美味しく、あとは、日に日に、味がガタ落ちになるので、その日食べなければ、固ゆでして冷蔵か冷凍しておくといいでしょう。
大量にあるという時は、サッとゆでたものをサヤから出して、豆の状態で密閉袋に入れて保存します。
たかが枝豆、されど枝豆なので、基本のゆで方をとくと、ご覧くださいね。