今年も秋刀魚(さんま)の季節がやってきています。そうです、旬がまさしく進行中。冷凍技術が進み、マーケットにいけば、一年通して食べる事の出来る秋刀魚ですが、秋の今が旬です。
お魚マイスターの平田雄二氏に近年の情報をきいたところ、今年は、オホーツクの餌のよいところで獲れた秋刀魚が一番脂がのっていて、内臓まで美味しいとの事。
これは、買う時に魚屋さんで何気に聞いてみると、教えてくれるかもしれません。チャレンジしてみましょう。
数年前までは三陸沖が主流でしたが、温暖化などの影響で、海の潮の流れが変わり、主流ではなくなっているようです。オホーツク海で獲れた北海道産の秋刀魚も、外国船がきて、大量に獲っていってしまい、秋刀魚そのものは、だいぶ減ってきたそうです。是非、美味しそうなのをこの秋見つけられたらいいですね。
さて、この時期うっかり、冷凍ものと旬を間違えないように旬の秋刀魚(さんま)の特徴をあげておきます。
●秋刀魚の背が青黒く、腹はキラキラと輝かんばかりの銀色。模様が鮮明であること。
●くちばしが黄色く、尾の付け根もまた黄色っぽい。
●目に濁りがないこと、ヒレがピンとはっていること。
あとは、魚屋さんと直に秋刀魚話ができるといいですね。
秋刀魚は時間をおって、味が落ちるのが早いので、出来るだけ購入した日に食べるのが、美味しい秋刀魚の食べ方の最も大事なことといえるでしょう。