桃の節句ってなあに?
桃の節句は女の子の健康と成長をお祝いする祭ごとです。
せっかく女子として生まれてきたら、一生大事にしていきたい日ですね。
日本の伝統的な行事食の継承が途切れてしまいますから。
この行事は、時代によって変化をとげ、今の形になりました。
ひな祭りは歴史をたどると、ルーツは中国。川や水辺で身を清める、お祓いの行事が発祥といわれます。
それが日本に伝わり、紙で人形をつくり、体のけがれを川に流して健康を祈る『人形流し』『流し雛』の風習になりました。
これはいまでも各地方で風習が残っているところも多く、毎年各地のニュースが流れますね。
また、桃の花は”魔除けの力”があるといわれ、中国では桃の花を入れたお酒を飲んでいたようですが、日本では桃の花を飾り、白酒を飲み、紙人形は時代ともに派手にそして立派になりました。
江戸時代にはひな祭りの行事として現在の形に確立されたようです。
これは未来の女子にきちんと伝えていかなければ。
老若男女、お雛様をお祝いして迎える春に、きっといいことがありますように…
※小林カツ代エッセイより…