3つの食材で免疫力アップスープ

カラダの芯から冷たくなりそうな真冬の冷え込む毎日。風邪をひかないよう体調管理を手軽に行いたいですよね。そんな時は、15分で簡単に作れるスープはいかがでしょうか。受験生の夜食や風邪ぎみの時にもサッと作れるからピッタリです。
この時期にピッタリな栄養満点、お手軽スープをご紹介します。

免疫細胞の源となる栄養素は、肉や魚、大豆などのたんぱく質。また、ビタミンB群が免疫物質を作る手助けをします。

ダイエットなどで食事が偏ると栄養不足になり、免疫機能が正常に働きにくくなりますので気をつけましょう。

“とりたいおすすめ食材”

たんぱく質とビタミンB群の両方を豊富に含む「鶏むね肉、豚もも肉、大豆」など

◎きのことつくねのスープ
免疫細胞をつくる2大栄養素を含む「豚ひき肉」と栄養価の高い人参、きのこの最強コンビ。しかも、きのこと豚肉からコクのあるスープが出るので、調味料はほんのわずかでOK。なので塩分控えめなのも嬉しいポイント。きのこは好みのもので楽しめる具だくさんスープです。

◎豆腐とチーズのトマトスープ
免疫強化にピッタリでお手軽な「豆腐」をメインに、トマトとチーズを合わせれば、カジュアルな洋風イタリアンスープが完成。絹豆腐を水切りするとコクの中にもやさしい食感が残るので、洋風のスープの具材としておすすめです。

◎餅入り野菜スープ
おすすめ食材「鶏むね肉」にチンゲン菜、大根を合わせた中華風スープ。ちょっとラー油を垂らすと身体もポカポカ温まります。余ってるお餅をいれれば、お腹も満たされ満足度がアップします。

◎豆のスープ
「大豆」は必須アミノ酸がバランスよく含まれており、良質なたんぱく質。ここにじゃがいもや玉ねぎを合わせれば、具沢山で栄養満点の食べるスープになります。カロリーは240kcalなので受験生のお夜食にもピッタリです。

ウイルスの侵入を跳ね返すバリアの役目を果たすのが皮膚や粘膜。ビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保ち丈夫にすると共に、免疫機能を維持する働きがある栄養素です。
脂溶性のビタミンなので、油脂を含む食品と一緒に摂るのがオススメ。

“とりたいおすすめ食材”

ビタミンAが豊富に含まれている食材は「にんじん、ブロッコリー、ほうれん草」など

◎根菜温野菜のミネストローネ
全食材を1つの鍋でコトコト煮込めば、簡単でお手軽な栄養価の高いスープが完成します。「根菜」ストックをあらかじめつくっておけば、いつでも手軽に作れるから重宝します。煮込む時間でスープの味がかわるので、何度でも楽しめるのも嬉しいポイントです。

◎ほうれん草と芹のスープ
ビタミンAが豊富に含まれている代表野菜の「ほうれん草」をスープにすると無理なく量も食べられるからおすすめです。食べるときに、ヨーグルトなどを少し落とすと美味しさがアップします。野菜が足りてないなーなんて時にもおすすめです。元気になりますよ。

◎かぼちゃの薬膳ポタージュ
かぼちゃ、人参、しその最強トリオで栄養満点な薬膳ポタージュです。ビタミンAは水に溶けにくく、脂に溶けやすい脂溶性のビタミンなので、油脂を含む食品と一緒に摂るのがおススメです。最後にバターを加えて味を調えて。

免疫機能低下の原因は、睡眠不足、栄養不足などによる体力の低下です。
疲れていると感じたら、バランスのとれた食事をしっかり摂ることが重要です。
不足しがちなのが、免疫機能維持に潤滑油的に働くビタミンを豊富に含む野菜。これからの季節、鍋ものにしてたっぷり食べるのがオススメです。

“とりたいおすすめ食材”

鍋の定番「ねぎ、大根、白菜」には抗菌作用のあるビタミンCが豊富に含まれています。その他、カリフラワーやミカンなどもよいでしょう。

◎豆腐のあんかけスープ煮
疲れているな、体力が低下しているなと感じたら、たんぱく質とビタミンB群の両方を豊富に含む「豆腐」に、ビタミンCが多い「ねぎ」をあわせた身体にやさしいとろ〜り醤油のあんかけスープがおすすめ。おろし生姜を添えれば、風邪気味で食欲がない時など身体を温めてくれる効果がありますよ。

◎大根とベーコンのスープ
ビタミンCを豊富に含む「大根」の甘味をベーコンから出る美味しい出汁でシンプルに食べる味わい深いスープです。カロリーは48kcalなのでダイエット中の方や夜食にも最適。あれば、パセリやセロリの葉のみじん切りを散らすのもおすすめです。

◎大根のキムチ餅スープ
「白菜キムチと大根」をメインにピリッと辛めのスープで身体がポカポカ温まります。油で揚げたお餅を入れれば食べごたえ抜群。朝食や昼食にもピッタリです。

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編集:取材協力
(株)小林ｶﾂ代ｷｯﾁﾝｽﾀｼﾞｵ

制作･構成協力
(株)本田明子ｷｯﾁﾝｵﾌｨｽ

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