Valentine2016｜材料のこと

チョコレート製品はカカオの実を原料に作られます。
その種子を発酵、乾燥、焙煎し、ペーストにしたのがカカオマス。
苦くてこのままでは食べられない段階ですが香りはしっかりチョコレート。
これが多くのチョコレート製品の元となります。

スイートチョコレート

ブラックチョコレートとも呼ばれる。カカオマスに砂糖とカカオバターを加えて作られるチョコレート。カカオ成分が多いほど砂糖が少なく苦みが強いのが特徴。メーカーによっては風味を出す為に粉乳を加える場合もある。

ミルクチョコレート

カカオマスにカカオバター、砂糖、粉乳を加えたもの。
ブラックチョコレートより砂糖とミルクが多く、カカオ成分は少ない。そのまま食べて美味しいお馴染みのチョコレート。

ホワイトチョコレート

カカオマスの約50％が油脂分で、それを圧搾して取り出したのがカカオバターと呼ばれる乳白色の天然油脂。
これに砂糖と粉乳を合わせたのがホワイトチョコレート。カカオの風味はなく、抹茶やフルーツパウダーなどフレーバーチョコレートのベースになることが多い。

ココアパウダー

カカオマスを圧搾してカカオバターを取り出した残りを粉末にしたもの。チョコレートの焼き菓子やココアドリンクなど幅広く活躍するチョコレート製品のひとつ。
ココアパウダーにも油脂分は10〜20％残っているので、開封後は冷蔵庫へ。

クーベルチュールって？！

国際規格でカカオバターが31％以上含まれている事や添加物の基準が厳しく義務づけられているチョコレート。カカオマスにさらにカカオバターを加えてあるので、なめらかで伸びが良い上質なチョコレートとしておもに製菓用に使われている。

特集バックナンバー

特集レシピ全紹介

編集:取材協力
(株)小林ｶﾂ代ｷｯﾁﾝｽﾀｼﾞｵ

制作･構成協力
(株)本田明子ｷｯﾁﾝｵﾌｨｽ

(c)Net Dreamers