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夜桜におもふ

  日中見る桜の花は優しく、明るく、陽気です。 夜、星も輝く時間になると、その桜色はどこか寂しくもあり、はかなげな時間を奏でます。 楽しいこと、つらかったこと、頑張ったこと。なぜか夜桜をながめていると、さまざまな思いがよぎるのです。   自分自身、素直にオセンチになれる不思議な季節。今宵はおいしい肴で美酒をいただきましょう。
日本のお酒の魅力
世界に誇れる日本酒
焼酎の魅力
温めの燗にあう肴

いか焼き
烏賊と日本酒は絶妙な仲だと思いませんか?シンプルなほど、酒がうまし

五目豆
大豆は日本の宝です。昔ながらの健康的なおかずで、さまざまな出来事もかみしめる

ぶりの醤味
ぴりりとしたタレにブリの旨味。これはぬるめの燗酒が互いを引き立て合います
熱燗にあう肴

辛子豆腐
何もないときには豆腐にツンときく辛子がお酒によく合います

東京の玉子焼き
江戸っ子の好きな甘い玉子焼き。風呂も酒も熱々好きの気性にはこれですね

わけぎのぬた
辛口の熱燗は、厳しさと向き合え、春の分葱は柔らかで優しさにふれるような気がします
冷酒にあう肴

焼きたらこ
半生でサッとあぶり、おろしは辛めで。たらこのプチプチと冷酒は、口のなかで融合

塩ぶりかま
絶品です。見つけたら絶対かってすぐに塩心は明日のコップ酒に奪われ中

かぶの味噌あん
かぶもみそあんもホカホカ熱々でいただきましょう。冷酒のかおりが最高です
焼酎にあう肴

豚肉塩麹焼き
焼酎は発酵食品とも仲良し。麹とチーズのダブルで、美味しさを満喫しましょう

鯵の南蛮漬け
これも居酒屋で人気のおかずです。どんなお酒にもあいますが、焼酎には絶品だそうな

モツと豆腐のキムチ煮込み
このおかずはクツクツ煮ながらでもいい。これは焼酎がやたらはかどるから、飲み過ぎに注意

  いい肴と酒のあとは、ごちそう様の気持ちをこめて、軽く食事になるものをいただいてから床につきたいもの。 おなか一杯にするのではなく、胃袋に優しさを、体にいたわりを。   晩酌という言葉が日本に昔からあるように、毎日のんでも、体をこわすことのない程度の美酒をいただき、お酒と軽い食事で腹八分目で〆となれば、心地よい眠りとなり、朝はいつもの時間にすっーとおきれるのが、自分にとってのお酒と〆の分量です。   もし、起きるのが辛ければ、ともに適量を超えている可能性があるので、人生の楽しみを長続きさせるためにも、自分にとっての適量をきめるいい機会とするのもいいかもしれません。

〆の汁物

しじみのみそ汁
しじみは肝臓にいいとされます。飲み過ぎはいけませんが、酒のあとには心地いい椀物です。

ぶりの酒粕汁
ぶりかまと並ぶ、鰤のあら。これには酒粕汁が最高です。大根をたっぷり入れて、白味噌がベター。

きのこ汁
きのこは何種か使うと、複雑な味をかもしだし、味わい深いしめくくりとなるでしょう。
〆のごはん

しば漬け茶漬け
美味しいお漬物があるなら、刻んでサラサラとたべたい。日本ならではの美しいひと品

養生粥
ほどいい晩酌のあとには、健康的なご飯で〆を飾ります。ゆっくりと味わってくださいね

おにぎり茶漬け
酒のあとはだしがきいたご飯ものが美味しく感じられます。カリッと焼いたおにぎりに熱々の汁でどうぞ
〆のお蕎麦

花巻そば
江戸で流行った屋台の蕎麦屋 当時、浅草海苔を花のようにまき散らす“花巻そば”の美味しさをご堪能あれ

鴨せいろ
日本酒のあとの蕎麦は、せいろ派の人も、花冷えの季節には鴨で体を温めましょ

なめこみぞれそば
さっぱり系で温かい蕎麦好みの人に。大根おろしは消化を助ける力もある


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