冬になると鍋物が人気の夕飯のメニューに必ず上がってきます。土鍋は土でできた焼き物で、いったん鍋そのものが温まると、火を消しても温度がなかなか下がらず、長時間温かいままの状態でいられるのが特徴です。
こんな素晴らしい機能性の高い鍋を、鍋物だけに使うのでは、もったいないと思いませんか?もちろんいつもの鍋物もありということで、土鍋ライフをいろいろ楽しんでみませんか?
また長時間、ごく弱火で煮る豆などは、いったんフツフツしたあとは、鍋を毛布に包んでおくと、余熱利用で豆を柔らかく戻すことができたり、煮物を作った後、味がしみ込むまでそのまましばらく置くと、食べるときには味が中までしみ込んでいます。また、麹などを発酵させるのにも毛布包みでかなりうまくいきます。
土鍋を使い始めると、部屋中が暖かくなり、蓋の空気孔から美味しそうにシュッシュツ〜ッと蒸気があがり、乾燥した部屋の空気もなんだかあったか〜くなる。鍋を食卓にふつうは載せないけど、土鍋は食卓のど真ん中に置く。
土鍋をみて嫌な人はまずいない。大抵の人はなんだか、幸せ〜な気持ちになるのではないかしらん。
土鍋のすすめ
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編集:取材協力
(株)小林カツ代キッチンスタジオ
制作・構成協力
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