KATSUYOレシピ

睦月の行事食


昔ながらの七草粥とアレンジ七草


1月7日の朝食は、七草粥を食べる習慣があります。もともと宮中では7日に若菜摘みをする風習があり、ここから七草粥が広まったと言われています。平安時代のことです。
春の七草は、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ。スズナはかぶ、スズシロは大根のこと・・・と補足すると、大変身近なものとして感じることと思います。冬の寒さにもめげず、雪の下でも芽をだす、丈夫な菜草。これを朝ご飯に粥にして食し、無病息災を祈ります。

七草粥はお正月、食べすぎ飲みすぎでどうも調子がいまひとつの人にも、体を調えるのに実にやさしい朝ご飯となります。大型のスーパーマーケットでは、七草を少しずつ1パックにしたものが300〜400円くらいで売られています。これを使ってもいいですし、手に入りやすい、セリ・スズナ(かぶ)・スズシロ(大根)だけでもいいです。旬の緑の野菜で作ってもいいと思います。
また、お子さんのいるご家庭は、一緒に春の七草を丸暗記するのはどうでしょう。学校の成績には関係ないものかもしれませんが、子供のころ覚えた記憶はめったに消えません。豊かな暮らしを楽しむのに、春の七草おぼえは、なかなか楽しい遊びの一つだと思います。

この後、11日の鏡開きまでお餅がもたないな・・・という人は、七草粥にお餅を入れてしまうのも手ですね。現代は忙しい人が多いので、朝ご飯でなくても、昼か夜食にでもどうぞ・・・
七草粥

今年の健康を祈りましょう・・・・そして胃袋もいたわりましょうねえ。


七草スープ粥

ちょっとお正月飲みすぎたという人には、スープ仕立てもいいです。


海鮮七草粥

仕事始め!よっしゃっー!と、気合の入っている人には、これおススメ。


七草の吸い物

白いご飯を食べていきたい人には、汁物としてこんな七草の味わい方もあり。



七草にあう小さな箸休め


里芋とわけぎのぬた

お粥には里芋のぬっとりした食感と味噌味がよくあいます。


大根のたらこ和え

たらこのぷちっぷちっとした食感が、美味しいのです。大根を煮すぎないように。


春菊の卯の花あえ

春菊のほろ苦さと、卯の花の和え衣が口の中で美味しすぎます。


かぶのレモン漬け

冬の蕪は瑞々しい。蕪は、七草のなかのスズナです。葉はお粥にいれましょうね。

七草粥にあうおかず


切り身魚の麦味噌焼き

粥のおかずには、味噌味がよくあいます。ことに麦味噌は独特の甘みがいいです。


高野豆腐の玉子とじ

薄味の煮汁をたっぷり含ませます。卵でとじると、色合いも春色です。


里芋のみそがらめ

残りのお煮しめを薄味に煮返して、つくってもうまくいきます。


しらすの出し巻き玉子

だし巻きや伊達巻風の味に仕上がります。大根おろしをたっぷり添えてね。

睦月の行事

一月七日は七草粥
一月十一日は鏡開き
一月十二日は成人の日
一月十五日は小正月

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