2010年に続き、新米ご飯の話ですが、ついつい買ってしまうご飯の友グッズ会議の中で、チームカツ代のみんなが口にしたのが、玉子かけご飯の話と、焼き海苔、梅干し、そして関東圏に住む人の納豆の話。
2010年の時も書いた記憶がありますが、旅館・民宿の朝ご飯には、このご飯を含めた5点セットが並んでいるのを経験した人は、日本人ならかなりの経験と記憶があるはずです。
温泉場にいくと、生卵が温泉卵になったりはしますが、このセットは新米の時期になると、心の・・・いやいや、胃袋の故郷が本能的に要求する感じです。
3年前にスタッフの間で、新米の日という農家と大地に感謝をする祝日があったほうがいいなんて、話もでましたが、今もそう思います。とくにあのあと2011年には、地震津波原発で、食べ物そのものの安全が問われ、どれだけ水を含めた大地の大切さが身にしみました。
約半年の間、育ててくれた農家の方と大地に感謝の気持ちがいっぱいです。今日も毎日、あちこちで、「頂きます」「ご馳走さま」の声がする。それが私たちの故郷ニッポンなのです。
卵はニワトリさん、海苔はきれいな海で育ちます。納豆の大豆は残念ながら、国産は少ないのですが、生産は日本。梅干も日本全国、ウメの木にたわわとなり、6月から7月にかけて、一斉に漬けるんです。
この楽しみを新米にぶつけたくなるのは当然。でもね、これはおらが国の話で、おそらく外国の人には最もわかりずらい5点セットかもしれませんね。