しめじのお話
一般的に流通している馴染み深いしめじは、正式にはぶなしめじの事で、平茸もそれによく似たきのこのひとつです。
いわゆる本しめじは、近年になって人工栽培が成功し、少しずつ出回る様になってきましたが、まだまだ希少で、気軽に買える日が待ち遠しい高価なきのこなのです。
御馴染みのぶなしめじは、脂質の代謝に一役買う栄養素ビタミンB2が比較的豊富で、コレステロールが増えるのを抑える働きもあるので、さまざまな生活習慣病の予防に効果的です。
舞茸のお話
舞茸が人工的に栽培されたのは、ここ最近のことです。天然ものの舞茸は、本当に貴重でした。
見た目は、すこしお化けみたいな形と色のきのこですが、その味の強さと香りの良さは抜群!
見つけた人が”舞い上がるほど喜んだ”ので、この名前があると言われています。
栄養分としては、免疫力を高める作用のある成分や、感染症の予防、ガンを抑制する働きも期待できると言われている食材です。
さつまいものお話
体の基本を作り、体を動かすエネルギー源となる三大栄養素[たんぱく質・脂質・炭水化物]。これは日本人のだれもが教わったことがあると思います。
ことに炭水化物の糖質、これが軸のエネルギー。車で言えばガソリンですね。ガソリンがエンプティーになれば、車は停まります。人間もこれと同じなんです。
炭水化物は、糖質と食物繊維に分けられますが、この両方をしっかり含むのがさつま芋。野菜の中でもことに多いのです。江戸時代、日本が何回も食料飢饉に陥った時、庶民の糧となりました。そのぐらい、栄養価の高い食材です。
食物繊維が大変多いので、便秘解消にも大変役立つ芋類なんですよ。さつま芋ほどではありませんが、じゃが芋、里芋なども同じような効果はありますから、これらの芋類をまんべんなく食べて、秋を楽しめば体も心も喜ぶはずです。
旬を食す 海ごはん 山ごはん
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編集:取材協力
(株)小林カツ代キッチンスタジオ
制作・構成協力
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