【Step5】
“湿”を体内に溜めこんでしまうと、水分代謝が悪くなり、消化器系の機能も低下。食欲不振、胃もたれ、軟便などの症状が現れやすくなります。
梅雨どきは、お腹を元気にする食材、たとえば
じゃがいも・かぼちゃ・山芋・いんげん・しいたけ・キャベツ・米・いわし・牛肉・鶏肉などを少し意識して摂りましょう。
また、薬味、香草、香辛料、酢を適度に使って食欲増進させたり、気の巡りをよくもの、たとえば
たまねぎ、かんきつ類などもプラスできたら素晴らしい!
お腹力を高め、食べ物からの栄養をしっかり消化吸収できるよう準備することが必要です。
夏バテ対策は今、梅雨どきからスタートしていますよ。
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お腹力を高めましょう
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●「お腹力を高める」献立レシピ解説
いわしは、薬膳では気血を補い、血流もよくしてくれる魚。脂には、脳の活性化に効果的なDHAも含まれています。ハーブをのせて、爽やかにいただきます。
シャリッ、ホコッの食感がおいしい長芋サラダ。長芋は消化酵素が豊富で、疲労回復、体力増強にも効果があります。
かぼちゃとにんじん、どちらもβ-カロチン、ビタミン類が豊富。免疫力を高め、粘膜を保護してくれます。青紫蘇が隠し味、このコクと爽やかさをぜひ味わって。じんわり体に効きますよ。
「薬膳監修&コラム:よしかい ゆき」
ジメジメ梅雨にとりたい食材
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編集:取材協力
(株)小林カツ代キッチンスタジオ
制作・構成協力
(株)本田明子キッチンオフィス
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