薬膳解説
主菜:「豚バラ肉と里芋のやわらか煮」
里芋は、独特のぬめりがコレステロールや血圧を下げる
効果があるとされています。薬膳では、胃腸の機能を高め、お通じをよくするほか、痰や体内のしこりをやわらげて出しやすくすると考えられています。体に潤いを与える豚肉と、肺と腸を潤す松の実・・・秋だからこそ
の煮物、ぜひ作ってみてください
副菜1:「青菜炒め(小松菜)」
小松菜はβ−カロテンやビタミンCを豊富に含む緑黄色野菜。体を乾燥から守り、粘膜を丈夫にする効果が期待できるので、冬かぜ予防にも欠かせません
副菜2:「干し椎茸と鶏肉の薬膳スープ」
このスープは、湯煎にかけ、ゆっくり火を入れる調理法で作りました
そうすることで、温度が一定に保たれ、驚くほどクリアなスープに仕上がります。うま味成分たっぷりの干し椎茸と昆布、胃腸のはたらきをよくする大根、肺を潤し、滋養強壮に欠かせぬクコ・・・それぞれの素材が、互いを引き立て合いながら持ち味を発揮、滋味深い味になります
作る順番
(1)薬膳スープ(火を入れる)⇒
(2)豚バラ肉と里芋のやわらか煮⇒
(3)青菜炒め(小松菜)
KATSUYOレシピ
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