薬膳解説
主菜:「いかと銀杏の炒め物」
銀杏は、生命力の強いイチョウから採れる種子。薬膳では、肺を収縮させる作用で咳や痰をおさえるほか、滋養強壮や、腎に作用して頻尿をおさえる効果があるとして古くから薬用に用いられてきました
ただし、多食すると、まれに中毒を起こすことがあるようなので、美味しいからと言って、食べ過ぎにはご注意を
たっぷりの野菜と、血を養うとされるいかをすっきり塩味でまとめました。お皿の上は秋満載です
副菜1:「なすの中華風マリネ」
今が旬の秋なす。なすには、体の余熱を冷まし
水分代謝をよくする作用があるほか、皮に含まれるナスニンという色素には、強力な抗酸化作用があると考えられています
マリネ液に生姜を加えていますが、これは味だけでなく、なすの体を冷やす作用を緩味するという意味でも、大変理にかなっています
副菜2:「木の実入り雑穀おこわ」
お腹を温め、元気にするもち米は、秋のおすすめ食材です
食物繊維やミネラル豊富な雑穀、実りの秋を実感する種実類を一緒に炊いて、うーん、元気が出てきそう
寒い冬への準備は万端です
作る手順
(1)木の実入り雑穀おこわ(炊く)⇒
(2)なすの中華風マリネ(調味料に漬け込む)⇒
(3)いかと銀杏の炒め物
KATSUYOレシピ
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