カツ代の家庭料理

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ガラムマサラ




マサラってな〜に?

マサラとは、ヒンドゥー語でミックススパイスのこと インドには、料理によって、また地域によって、数え切れないほど多くのマサラがあると言われます

日本でおなじみのマサラと言えば、ガラムマサラ
 インド北部の料理によく使われるミックススパイスです ガラムはヒンドゥー語で辛いという言葉なので、ガラムマサラは辛みのあるミックススパイスという意味になります ピリッとした独特の風味があり、カレー料理だけでなく、肉料理、ピラフなどさまざまな料理に使われています

基本的なガラムマサラに含まれるスパイスは、シナモン・クローブ・ナツメグやメース・クミン・コリアンダー・カルダモン・ブラックペッパー・ローレル(月桂樹の葉)などですが、どのスパイスをどんな割合で配合するかは、料理人の数だけ、さらには各家庭の数だけあると言っても言い過ぎではありません
 広いインドといえども同じガラムマサラは2つとないわけですね

共通する特徴は唐辛子とターメリックが入らないので、辛みと色みがカレーパウダーとはまったく異なるという点
 そして、スパイスの女王と呼ばれるカルダモンなどのかな芳香が加わることが多いという点です

ガラムマサラの使い方のポイントは、料理の仕上げにひと振りすること
 スパイスには、最初から火を入れて風味を立たせるものと、最後の段階で使う方が有効なものがありますが、ガラムマサラは後者です 味と香りをふわりと補ってあげるのが効果的な使い方です。

マサラは、スパイス使いに長い歴史をもつインド料理の根幹を支える大切なもの
 スパイス上手なインドの人のように・・・とはいかないまでも、少しずつ生活の中にスパイスをとりいれていけたらいいですね 今回ご紹介したレシピの「ひよこ豆のカレー」と「野菜たっぷりカレースープ」でもガラムマサラを使っています。ぜひ作ってみてください


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