冬のあったか〜い和のお茶
葛粉でつくるしょうが湯

しょうが湯
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ここ数年来の生姜ブームの影響か、スーパーや薬局には、「生姜入り葛湯」が何種類も店頭に並んでいます

生姜粉末と葛粉がパックに入っていて、熱湯を注いで混ぜるだけ、とても便利です
。でも、市販のものを飲んでみると、ちょっと甘過ぎるなぁ、とか、もう少し生姜の味が効いていてもよいなぁ、なんて思われている方もいらっしゃるのでは?

そんな方は、やはり生姜と本葛で、自分好みの
しょうが湯を作ってみてはいかがでしょう

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生姜は微温性。辛味の成分には、発汗促進作用、食欲増進効果、解毒作用が含まれ、中国では生姜(しょうきょう)という生薬として昔から使われてきました。

葛は、生姜とは対照的な涼性。葛の根を干したもの葛根(かっこん)と呼び、発汗・解熱・筋肉の緊張を緩める作用などがあるとされる生薬です。 生姜と葛をあわせることで、風邪のひきはじめの寒気や首の後ろ側のこわばりをやわらげたり、喉の渇きを癒したりする効果が得られると考えられています


注意点としては、生姜は、発汗作用が強いので、生のまますりおろしたものを摂りすぎると、体に必要な水分を余計に失い、かえって喉が乾いてしまったりすること
。レシピのように、皮ごと薄切りにしたものをコトコト水で煮出し、あとから加える生姜汁もほどほどが肝心です

また、葛は、混じりけのない国産本葛は生産量が少なく、大変貴重なもので、実際には、じゃがいもやさつまいも、コーンスターチのデンプンが混ざっているものが多く売られています


効能を考えると、ぜひ本葛100%で作りたいところなのですが、あとはお財布と相談しながら、表示を確かめて購入するのがよいですね

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とろ〜りとしたしょうが湯は、ほんとうに体があたたまります。砂糖を黒砂糖に変えれば、さらに保温効果がアップします


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