昆布のはなし
2005/9/23(金)
昆布はいまや、普段使いの食品ではなくなっている。昔どこのいえでもだしといえば、
煮干、昆布、カツオ節が三点セット状態であったものだ。しかし、パラッと入れるだしの素が出て、どれも見あたらなくなった家も多いと聞く。忙しいときには便利で否定は出来ないが、それぞれの料理にあった出汁は美味しい秊。
なにより作っているときの香りがいい。ことに昆布はすぐにだしが出るわけでもなく、どちらかというと+鰹節なのでなくてもいい存在になりがち。上等でなくていい、普段使いに昆布を7〜8cmくらいにきってビンにでも入れ、
目に付くようなところに置く。これが使いやすくするポイント劣である。