蓮根饅頭あんかけ
蓮根からうまれる、もっちりとした食感を味わう一品です。
【あん】
※1カップ = 200ml
米の1カップ = 1合(180ml)
※大さじ1 = 15ml 小さじ1 = 5ml
※カロリー= 1人当たり
1. 人参、椎茸は7〜8mm角位に切る。
2. 鶏むね肉は@に合わせて小さく切り、薄口醤油小さじ1/2をまぶし、下味をつけておく。
3. れんこんは皮をむき、すりおろしてボウルに入れ、塩少々、@の人参、椎茸、ぎんなんを加え混ぜる。
4. 適当な大きさにカットしたラップフィルムの上にBの種の1/4量をのせて、丸く広げ、Aの鶏肉1/4量のせて包みこみ、キュッとしぼって茶巾にする。人数分作る。
5. 蒸気の上がった蒸し器にCを入れ、強めの中火で20分蒸す。
6. 蒸している間に【あん】を作る。
小鍋にだし汁、みりん、薄口醤油をいれて中火にかけ、フツフツしているところに同量の水で溶いた片栗粉を加え混ぜ、とろみをつける。
7. Dの蓮根饅頭をラップから取り出して器に盛り、アツアツのEのあんをかける。
梅肉をちょこんとのせ、三つ葉を飾る。
●梅肉は大きめの梅干しの種肉をティースプーンなどでつぶしてペースト状にして使います。面倒でなければ、包丁でたたいて使ってもいいですね。
●れんこんはしぼらず使います。れんこんに含まれるデンプンの作用により、つなぎ粉を使わなくてももっちりと固まります。ラップに包んで茶巾型にまとめたら、パン袋についてくる止め金などでキュッと止めておくとよりきれいな形に仕上がります。
●蓮根饅頭をラップから取り出すときは熱いので気をつけましょう。手を水で少し濡らすと扱いやすいです。れんこんの旬は春と晩秋。ことに春はのどがいがらっぽので、れんこんは喉にいいとされています。積極的に食べるのは、いかがかしらん。
●ちょっと面倒な料理ですが、たまにはこんなレシピで食卓をもりあげると、家族のテンションがあがるし、腕の見せ所でもあります。とにかく美味しいんだからっ。
●蓮根はビタミン類も豊富でお肌によく、独特のネバリ成分であるムチンは胃の粘膜を保護してくれます。蓮根アク成分のタンニンは止血、消炎作用がある他、最近では花粉症の原因になる抗体の発生を抑えるとして注目されています。すばらしき根菜です。