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二十四節気 食ごよみ

小暑(しょうしょ)
新暦7月7日頃〜
梅雨が明けると、本格的に暑気が増してきます。少暑または夏の土用から立秋(8月7日頃)の前日までが暑中見舞いの季節です。
▲次の24節気は大暑(7月23日頃〜)です。

お節介訓 その11
小暑は、梅雨明けに備えます。スパイスのひかえめ使いが二重マル◎。体温調節機能を高め、快適な夏を目指します!

小暑のおすすめは
スープカレー
梅雨明け間近!ピリッと刺激で代謝力アップ!!

薬膳のポイント>カレー粉に含まれるターメリック、シナモン、クローブ、クミンなどは、もとは薬として用いられていたスパイス。胃腸の働きや血流をよくする、体を温める、殺菌作用があるなど、体にいいこといっぱいです。梅雨明けの便りが聞こえるこの時期は、カレー粉を上手に使い、体をピリッと刺激して代謝力アップ!

小暑食べもの語り
 気温も徐々に上がり、ジメジメにムシムシが加わってくる頃。そろそろ冷やし中華に冷奴、西瓜にアイスクリームなど、冷たいものを口にすることが増えている人もいるかもしれません。ああっ美味しい…とおもうことでしょう。夏ならではですものね。でもね、そんな毎日が続いていくと、気づかぬうちに体やお腹が冷やされて、あれっ体調がいまひとつ…なんていうことになりがちなのも、夏の現象です。きっちり見極め、自分の体の声も聞かないとです。

 この時期の冷えは、体をだるく、疲れやすくしたり、頭痛、関節痛、腹痛などの痛みを引き起こしたりすることもあります。日ごろから冷えやすい女性の方はとくに気をつけたいところです。

 そんなときの、体を少し楽にする術。それはスパイスを上手に使うこと。スパイスと言えばカレー!暑い時期はとくに辛いカレーが食べたくなります。これはカレー粉に含まれる唐辛子などの辛味成分が体表の血管を広げ、汗をかいて体内の熱を放散し、体温調節をするというメカニズムを考えれば、とても理にかなっています。

 けれども、本格的な夏になる前の発汗のしすぎは、かえって体を冷やしてしまうこともあるのでご用心!梅雨明け頃は、スパイスがもつ辛味以外の力、たとえば、体の芯を温めてじんわりと発汗させたり、消化を促進したり、代謝力アップや殺菌効果を引き出すような、そんなひかえめな使い方が二重マル◎です。

 今年は、冷房にたより過ぎない夏。食べ物の助けを借りて、本来、体に備わっている体温調節機能を十分に発揮させる夏にしましょう!


薬膳的!小暑、これ食べたい!
オクラとサバ缶のサブジ
スパイスとオクラ、サバ、じゃがいも、玉ねぎの相性がバツグン。元気の出る1品です。

かぼちゃのココナッツミルクカレー
かぼちゃと鶏肉がまろやかに調和したカレー。美味しさの秘密はカレー粉の使い方にあり!

 小暑の頃は、カレー粉を活用しましょ。カレー粉は、カレー料理のためのミックススパイス。すでに何種類ものスパイスがバランスよくブレンドされています。たとえば、独特の風味をかもすクミン、色づけのもとになるターメリック、辛味を出す赤唐辛子。ほかにも、クローブ、コリアンダー、生姜、陳皮などなど…。

 それぞれのスパイスには、香りや色の作用だけでなく、消化を促したり、体を温めて血流をよくしたり、腹痛や胃痛を緩和したり、解毒作用があったりと、実にさまざまな効能があるとされています。カレー粉はこうしたスパイスの効能も併せ持っているという優れもの。本格的な夏到来前のジメジメが残る季節に、ほどよく加減して使うことをおすすめ!

 小暑に食べたい料理は、さらりとした“スープカレー”、インドのお惣菜“サブジ”、まろやかな“ココナッツミルクカレー”。カレー粉の風味を活かしきり、今が旬の野菜をたっぷり組み合わせています。とくに、オクラやかぼちゃ、とうもろこし、いんげんなど、ほっこりとした野菜は、胃やお腹に力をくれます。一緒に穀類もしっかり食べて、梅雨どきの疲れをきっちりとります。

 本格的な夏はもうすぐ。自分のカラダ力で暑い夏を快適な夏に変えられたら、いいですね。


▲二十四節気とは、1年を24等分にした旧暦上の季節の目印です

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2018/09/23

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