暑かった夏も、もうすぐそこまで秋が来ています。今年はあちらこちらで、夏バテしたという話を随分、耳にしました。
香味野菜は香りが強く、なくても料理は出来ますが、最後にちょっと添えるだけで、食欲が自然にわいてくるもの。
香りだけはなく、実際には消化を助けたり、疲れを取ったりといった効果も立証されてますので、どうか日々の食卓に上手に取り入れて、元気になって秋をお迎えください。
しその葉にはビタミンAが多く含まれており、実・葉ともに香りはバツグン!青じそや実はほとんど、薬味や料理のあしらいに使います。また、食あたりを防いだり、血液をきれいにするという役割もします。
魚などの防腐効果もあるので、青じそが添えられていたら一緒に食べるといいですよ。
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◎ 蛸トロ明太丼
夏が旬の蛸は、うまみも抜群。ネバネバ素材のオクラと合わせてスタミナアップ
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夏の麺類などの薬味にかかせいないみょうが。
昔の人はたくさん食べると物忘れがひどくなるといいました。
みょうがは食欲促進の効果があり、消化を促進し、内臓の働きを整えてくれるので、夏バテ防止に効果的な食材です。
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◎ 夏の茶碗蒸し
暑い日の蒸しものは、冷たくして。薬味を添えて、贅沢な一品。
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パセリはカリウムが豊富なので、夏場たまったむくみを排出したり、またビタミンが豊富なので夏バテ予防にピッタリです。
香りをいやがる人には、みじん切りにして他のものと合わせると香りもやわらぎ、食べやすくなります。
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◎ レンズ豆のスープ
レンズ豆はすぐにやわらかになるから、忙しい家庭には便利な乾物です
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三つ葉も食欲促進、消化を促す効果があり、さらに神経を安定させ、イライラを解消する効果もあります。
丼もののトッピングや吸い物としてよく使われます。
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◎ スタミナかき揚げ蕎麦
長芋は、パワーのつくスタミナ食材です。消化がいいように、大根おろしをたっぷりと添えて。
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◎ チキンスープご飯
ご飯にゆで鶏と、色どりのよい野菜をのせ、熱々チキンスープを注ぐ。
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あの独特な香りには、整腸作用があり、ビタミンA、B、Cが豊富に含まれているので、疲労回復を促します。
サラダやスープに入れるのはもちろん、肉の臭みを消す効果もあります。
タイやベトナムなど暑い国で食べられているのも納得です。