仕上げて冷蔵庫に保存するものが増えてきますから、ひと通り仕込みを終えて、冷ましている間に冷蔵庫内の整理整頓をするのもいいですね。
保存袋に入れて冷蔵庫に入れる場合は、出来るだけ空気を抜くと傷みにくくなります。
煮込む時間がかからない煮物、焼きものや和え物、酢の物は後半の仕込みで大丈夫。
煮物は何度か火を通すつもりで、寒い所に置いておきます。
翌日もう一度火を通すつもりで、火を止めておきましょう。
Q.煮しめをもっと手軽に簡単に作る方法はありませんか?
A.
全部まとめて煮ちゃいましょ
1種類ずつにて、最後に合わせるのが本式だけど、そんなことは気にしない。ぜーんぶまとめて煮ちゃったって、煮しめは作れるのです。手間いらず、でも本式に劣らない立派な煮しめになるんです。
それに、昔の野菜と違ってごぼうでさえアクが薄く、すぐやわらかくなります。手間をかけて、時間をかけて煮るのがいいとは限りません。
とどめは、もうすぐ汁がなくなるという煮あがる直前にみりんを加えると、ピッカピッカに照りがついていかにも豪華に煮あがります。
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◎お煮〆
本来は具を別々に煮含めて盛り合わせますが、ひとつの鍋で2回に分けて順に煮る方法で「別炊き」のおいしさ。
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◎甘い煮〆
いつもより、甘い煮物は、東京のお母さんの味がする懐かしい煮物デス。
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Q.伊達巻を家で手軽に作れませんか?
A.
はんぺんを使えばとってもラクです。
市販の伊達巻はとってもあま〜い!だから家で作っちゃおうと思い立ち、あきれるほど簡単に作ったのがこのレシピ。
伊達巻きというのは、そもそも魚のすり身、おろした山芋、卵をすり混ぜて調味し、蒸し焼きにして巻いたものです。
まず、この材料からひらめいたのが、魚のすり身と山芋で作られる「はんぺん」を使うこと!これで、魚のすり身もおろした山芋も不要です。
さらに卵焼き風の仕上がりを見れば、フライパンで作れないわけがありません!こうして手のかかる伊達巻きをラクに作ってしまったんです。
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◎塩だて巻き
オーブンで焼くだて巻き。途中、おどろくほどふくらみます。
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◎八幡巻き
出来上がって冷ましたら、冷蔵庫に お重に詰める時に包丁で切ります。
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◎千草焼き
焼き上がったらしっかり冷まし、ラップでぴっちりと包んで、冷蔵庫に お重に詰める時にカットします。
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◎海老うま煮
煮上がったら、殻つきのまま煮汁につけておきます。有頭えびじゃなければ、尾を残して皮をむいて煮汁につけておいてもいい。
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和え物、酢の物は最後の仕込みで大丈夫。
作ったら冷蔵庫に。31日に作ってもいい。
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◎宝石なます
ところどころ、プチップチッと口の中ではじけます。箸休めにどうぞ。
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