夏こそ一汁三菜!
一汁三菜とは、ご飯を中心に汁もの1品と主菜1品、副菜2品を組み合わせた食事の日本独特の並べ方・考え方の一つです。
和食献立の基本といわれる「一汁三菜」をご飯のおかずにする事で、多くの食材を使うことになり、栄養バランスが調いやすくなります。
旬の食材をバランスよくとって、暑い夏を食卓でも楽しんで、心も体も微笑ませてあげたいですね。
夏ならではのトウモロコシとシシトウを使ったかき揚げです。さくっとかじるとコーンの甘みがジュワッ〜!この季節ならではの味わいです。塩でも生醤油でも天つゆでも、なにで食べても美味しいのが嬉しい。
和食献立の中心となるのがご飯。白いご飯に麦ごはん、玄米に五穀米など、それぞれどんなおかずにもあいますが、食欲の落ち気味の夏には丼にするのもおすすめ。食べやすく、それでいてご馳走感のある一品として食卓を華やかにしてくれます。
和食の汁ものには欠かせないのが、だしをとる事。それは、かつお節や昆布、煮干しの旨みを十分に引き出す事。だしがしっかりした汁ものは、ひと口すすって「はぁ、なんて美味しいんだろう。日本人でよかった!」と思える一品となります。夏ならではのセレクトです。
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◎ 豆腐汁くず仕立て
優しい汁物は、和の真骨頂ともいえます。本葛があればそれも是非おためしを。
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◎ しじみのみそ汁
しじみはシミジミ美味しい味噌汁。ちょっと疲れた日の夕飯にどうぞ。
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和食ではひとつの料理を食べ続けるのではなく、ご飯とおかずを交互に食べて、その調和を楽しみます。口に運ぶ回数が一番多いごはんを左手前、次にもち上げる事が多い汁ものを右手前。肉や魚を使ったメインのおかずは、器を持ち上げる事はしないので、お箸をもつ右手がのばしやすい右奥に。汁の多いおかずなら、臨機応変にご飯の前におく事になります。
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◎ 茄子焼きおかか
今盛りの茄子そのものを味わう、暑い季節ならではのシンプルな一品。幾らでも食べられそう。
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◎ 厚揚げとイカの煮物
夏の煮物はさっぱり、すっきり仕上げるのが粋です。火を使う時間も短くがベター。
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他の料理を引き立て、味の変化や献立のバランスをまとめる名脇役となるのが、この小さいおかず。
あえ物、酢の物、お浸し、シンプルな野菜の煮物など、メインおかずの合間に食べるちょっとしたおかずは箸休めとなりさらなる食欲を促します。強すぎない味付けで素材の味をいかしましょう。
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◎ トマトとわかめのぬた
ある夏の日、まぐろのブツがトマトにみえたことから、作ってみたら美味しかったのよ。
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最後にひと口残ったご飯のおともに、はたまた食後のお茶と一緒に。小気味よい歯ごたえが心地良い漬け物。あってもなくてもいいものでもありますが、あれば嬉しいのがこの存在。残り野菜を活用できるのもいいところです。
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◎ ぬかみそ漬け
野菜を数時間浸けただけで、小さなおかずが出来る糠床は、あれば優秀な楽々おかずの素。
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◎ みょうがの甘酢漬け
働く大人にはスッキリした清涼感のある茗荷の香。小さな嫌なことは茗荷で忘れてしまいましょう(笑)
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