寒さをスパイスでのりきる

ﾏｲﾚｼﾋﾟ

まだまだ朝晩の寒さは油断ならぬ２月。１日の温度差が体に響いたり、新年度に向けて何かと忙しかったり、体調を崩しやすい時期です。
とにかく冷やさない様、体に気を使って、残りの寒さをのりきろう！

身近なスパイス　その1
『唐辛子』

辛みスパイスを代表する唐辛子。辛み成分のカプサイシンが体を温め、発汗や消化を促します。汗をかいて代謝を良くする効果がありますが、脂肪に直接働きかける事はないので、唐辛子を沢山食べて痩せよう！なんて考えはおよしなすって。過剰摂取で胃腸炎などにかかる事がないよう、ほどほどに。

◎ピリッホカッシチュー
斬新な一味唐辛子の使い方が料理の幅を広げます。

◎いかキムチのピリッとライス
キムチといかのコンビ、相性抜群なり。

◎チリコンカルネ
スペインの豆と肉の料理です。スパイスをきかせて

◎大根と蓮根のピリ辛炒め
根菜のスピード料理。歯ごたえを残すように炒めましょう。

身近なスパイス　その2
『生姜』

生姜の効果を期待しつつ、何でもおろし生姜にしてませんか？生の生姜に多く含まれるジンゲロールは強い殺菌力があります。寿司に添えるガリや青魚の刺身におろし生姜は欠かせません。また風邪の引き始めにも効果があります。乾燥または加熱した生姜は、ショウガオールという成分が増えます。それが胃腸を刺激して血流を促す事で体を温めるので、冷え性改善には加熱や乾燥させた生姜が向いています。使い分けて生姜の達人になろう！

◎鶏とれんこんの生姜煮
旨味がじんわりれんこんにしみ込んでホッとするおいしさ。

◎セロリとえびの生姜風味サラダ
生姜風味のドレッシングであえたサッパリ爽快サラダ。

◎鶏の生姜唐揚げ
生姜をそのまま、肉と一緒にあげちゃう。体はぽっかぽか。

◎あったか豆乳白玉
豆乳仕立て、やさしい和のおやつ。

身近なスパイス　その3
『シナモン』

甘くスパイシーな香りが特徴のシナモン。焼き菓子やケーキ、飲み物はもちろん、その香りは辛い料理や肉料理にもよく合います。いつものカレーにパッとひと振り、なんて使い方もお試しあれ。スパイスの風味を引き立ててくれます。消化を促進して胃や腸の働きを整えたり、風邪の症状をやわらげる効果がありますが、これも量は程ほどに。シナモンパウダーでむせかえるなんて事のないように。気持ちを落ち着かせたい時のシナモンティーは効果大です。