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春和食の献立2017

ようやく春がやって来ました。今年は雪深い地域も多く、窓越しからさす、やわらかな日差しが待ち遠しかったですね。木々の緑や花は、日めくりカレンダーのように一日一日と街ごと明るく色づきはじめています。この季節の野菜は、ほろ苦かったり、柔らかで甘いものが多く、煮炊きも、素材をいかすような調理法がむいています。春野菜を使った単品でもいいし、上手に組み合わせた献立にして、あなたの食卓にも春を呼び込みましょう。

おすすめレシピ

鯛と竹の子の炊き込みご飯
季節先取りの筍に春の魚、鯛を炊き合わせました。木の芽を見つけることができたら、春到来は完璧です。
春ご飯

ふきのとうの混ぜご飯
地方によっては“バッケ”と呼ばれる春のおとずれの代表です。森のくまさんは冬眠から覚めて、最初に食べるのが蕗の薹だと言われています。

春いっぱいのちらし寿司
春は卒業・入園と、小さなおうちでのイベントも多いですね。こんな愛情いっぱいのお寿司はいかがかしら。

鯛丼
海では鯛が旬。ちょっとお高めの鯛ですが、お財布のひもをちょいと緩めて。練りごまのコクと香りが実においしい春らしい小丼。
汁物

はまぐりのみそ汁
お寿司や炊き込みご飯との相性が抜群です。蛤からおいしいおだしが出ますので、かつおだしはいりませんが、昆布はプラスαするとグンと深みが増します。

芹とぜんまいの味噌汁
ぜんまいが山で採れるのは、もう少しあとですが、乾物として1、2年保存ができる山菜です。芹(セリ)は野生が顔をだした香りを食卓にはこんでくれますよ。

わかめ入りかき玉汁
“わかめ”も“たまご”も春が旬!ことにワカメはこの時期、新物という表記で売られることが多いかと思います。海の香りの違いを味わってみて。
おかず

豆腐と野菜の煮物
何かと忙しい春。そんな時は常備菜にほんのひと手間で煮物を作ります。菜の花を添えるだけで、食卓がグンと華やぐのです。

そら豆の飛竜頭
人気のソラマメくんが八百屋さんに出回ると、季節のエネルギーを感じます。あの真綿に包まれた豆を見ると毎年ちょっとした感動。

れんこんと牛肉の煮物
蓮根は春と秋の二回の旬があります。優しい味付けの春ですが、コテッとした味付けにしても、嬉しいのが蓮根。下茹で5分、煮絡め5分で仕上がるのが嬉しい。
小鉢

ふきのとうのお浸し
濃いめにとった、おだしに浸けるだけ。ひとくち含めば春が口いっぱいに広がる。厳しい冬を頑張った人には感慨深い味なのです。

春の煮浸し
季節そのものを一気に盛り付けてみました。どんな和の副菜にも合います。冷め加減が美味しいので、あらかじめ作って優しい味をしみ込ませておきます。

たらの芽の白和え
山菜の中でも癖が比較的少ないたらの芽も、この時期しか味わえませんね。春にほろ苦い食材を食べることで、薬膳の世界では体調が整うと言われています。
香の物

なたわり漬け
キャベツも人参もサクサクと軽い春物の漬け物は、サラダ感覚でいくらでも食べられるとはいえ、花冷えといわれるこの時期ですので、生姜は忘れずに。

カラフル野菜の浅漬け
野菜の取り合わせをカラフルにすると、縮こまっていた身体がなんだかのびのびーっとほぐれていくから、自然の力は大きいのですよ。

菜の花の昆布漬け
子供の頃に食べた記憶と、大人なってから食べる菜の花の味のジャッジはすごく変わりますよね。子どもから大人になったと自覚できる野菜が菜の花ではないかしら。
おいしく食べるためのちょっとしたコツ
コラム「出し汁へのおもい」

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